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レベル2 保温材・耐火被覆材・断熱材 ※危険なため、専門業者に任せる。

吹き付け材

保温材(配管エルボ・ボイラー)

危険度大

保温部の保護材(紙・布テープ)の破損、脱落が容易なので、アスベストが露出しやすくアスベストが飛散、浮遊する。

 

 

吹き付け材画像

ボイラーの保温材 配管エルボの保温材1 配管エルボの保温材2

 

主な使用部位と用途 ボイラー、タービン、化学プラント、焼却炉等、熱を発生する部分、 熱を搬送するためのダクト、エルボ部分の保温を目的とする

 

 

アスベストの判別手順

1.防護服の装着:被ばく防止(アスベスト吸引防護対策)

防護服、防護マスク、靴カバー、手袋を装着する。

防護具規格:

防護服 JIS-T-8115(例:DuPont Tyvek SoftWear) 注)2サイズ上位のサイズを着用:破裂回避
防護マスク RS3(N100)(例:シゲマツRS3、3M RS3) 注)N95は不可:法、メーカーともにアスベスト作業にN95の使用を認めていない。注)使い捨てタイプの防護マスクは不可:密着性(フィット)の確認が取れない。
靴カバー 使い捨てタイプ
手袋 使い捨てタイプ

 

 

2.建材の採取

グローブバッグ作業

採取用具、採取工具、飛散防止器具を使用し、飛散防止、被ばく防止を確認しアスベスト採取(サンプリング)を行う。アスベスト調査説明用表示板、同アスベスト作業ステッカー、同アスベスト作業テープ 吹き付け材顕微鏡試料

 

採取用具 採取袋(2重ジップロック、試料名記入タグ)、湿潤液、固定液、グローブバッグ
採取工具 カッター、ドリル(ホールソー)、ドリルホルダー(HEPA真空掃除機用)
飛散防止器具 HEPAフィルター付真空掃除機

 

 

3.採取した建材を加熱し、ルーペで確認